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マッサージ師の雑学日記


治療院は床屋や魚屋と同じ?

独立の相談を受けた時に「床屋」と「魚屋」の話しをよくします。

「治療院を開く話しをしたら、家族や友人から反対された」というのはよくある事です。
この業界にいると鍼灸が日常的な事のような錯覚に陥りますが、世間一般の人にとっては「非日常」です。
反対するのは当然だと思います。

「鍼灸院ではなくて、床屋とか魚屋を開業したとしたらやって行けると思うか?」と聞くと 「それは無理だと思う」という返事が返って来ます。

何故無理なのか?
「1000円カットや安い床屋が主流で、昔ながらの床屋に行く人はほとんどいないし、男性で髪にこだわる人は美容室に行ってしまう」
「普通は、近所の魚屋より何でも揃うスーパーへ行く」というのが答えでしょう。

そうなんです。
鍼灸治療院は床屋や魚屋なのです。

「腕があれば稼げる」という人がいます。
※この業界と無関係な人ほど、そういう事を言います。何故ですかね。笑

1000円カットより床屋さんの方が丁寧に時間をかけてやってくれます。
シャンプーや髭も剃ってくれます。
それでもみんな1000円カットへ行きます。

それは何故か?
多くの人が「どうせ時間が経てばまた切らなくてはならない」と思っているからでしょう。
私もそう思います。

60分2980円の整体が流行っています。
「りらくる」などは全国500店舗を超えたそうです。
300店舗以上ある整体チェーンは何社もあります。

あん摩マッサージ指圧師がいるプロの店より、無資格者の整体院にみんな行くのは何故でしょう。
「時間が経てばまたコルから、安くて長い時間やってもらう方がお得でしょ」という事でしょう。

プロのマッサージ師の方が、コリはほぐせるしその状態は長持ちするでしょう。
しかし、残念ながらその人が同じ生活パターンをしている限り、またコルのは必至です。
「どうせコルんだから、安い方がいいじゃん」そう思う人が多いという事でしょう。

鍼灸院で「うちは根本治療で慰安ではない!」と宣伝文句にしているところは結構あります。
そういうところに限ってヘビーな常連さんが大勢います。

普通に考えれば
「根本治療なのに常連がいるっておかしくない?」
「治らないから常連になるんでしょ?」と思うハズです。

そうですよね。治ってるなら通う必要は無いハズですから。

そういう適当な事をいう治療院が多いのも、鍼灸受診率の低下を招く原因でしょうね。
今どき医者だって「治ります」なんて口が裂けても言わないですから。

簡単に「治ります」なんていうのはこの業界だけです。
だから医療業界から白い目で見られるんです。


話しがだいぶ脱線しました。。。

まぁ、そういう訳で昔ながらの床屋さんが激減しているのです。

魚屋も同じですね。
「うちは新鮮な魚を置いているからスーパーなんかに負けない」と言いながら、町の魚屋さんは消えていったのです。


少し調子が悪ければ「整形外科・整骨院」「整体・リラクゼーション」へ行く人が多いという事です。
残念ですが本当の話しです。



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