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マッサージ師の雑学日記


整形外科と整骨院の違い

整形外科と整骨院(接骨院・ほねつぎ)の違いって?

患者さんからよく「整形外科と整骨院って同じような事をしているけど、違いは何なの?」と聞かれる事があります。
まず大きな違いは・・・

整形外科 = お医者さん
整骨院  = 柔道整復師

と資格そのものが違います。

柔道整復師とは、脱臼や捻挫を応急処置する事の出来る資格です。


ひと昔前までは、今のように「石を投げれば整形に当たる」というほど整形外科はありませんでした。
ですから「怪我をしたら近所の整骨院へ」という流れが多かったわけです。
私も子供の頃、脱臼や捻挫などで近所の整骨院へ行った記憶があります。

柔道整復師は専門学校(又は専門の大学)に3年間(大学なら4年)通い、卒業後に国家試験に合格すれば資格が取れます。
※ちなみにマッサージ・はり・きゅうも3年間学校に通い国家試験に合格して取得出来ます。

医師は説明の必要も無いと思いますが、大学の医学部に6年間通い、医師国家試験に合格すれば免許取得です。
頭が良くないと医学部に入れないのも当然ですが、お金もないと話しになりません。

知り合いの息子さんで医師になった人がいるのですが、その親いわく
私立の医学部卒業するのに、家が2棟立つぐらい金かかるよ
と話していました。
実際の金額は知りませんが、それぐらいはかかりそうな気がしますよねぇ。


話しがちょっとそれましたので戻ります。

整形外科が沢山出来て、みなさんの近所にも1件や2件はあると思います。
まぁ、単純に「怪我をしたら整形外科」でいいでしょう。
医者なのでレントゲンなんかもありますしね。



整骨院本来の仕事は「
怪我の応急処置」です
※法律的には、あくまで
応急処置のみ可能で、きちんとした治療は「医師にお願いろ」という事になっています

肩こりや腰痛で整骨院へ通っているわよ」という人は沢山いると思います。
肩こり腰痛の治療を自費で受けているのなら問題ありません。
でも実際には保険を使っている人がほとんどだと思います。

「あそこの整骨院は160円でやってくれるから安いわよ」なんて話しはよく聞きます。

整骨院へ通っている人なら、従業員から「
腰痛では保険が使えないので、腰を捻って怪我をした事にしますので」なんて説明を受けた事があると思います。

書類上では怪我した事にしているのです。
本当はいけない事なのですが、どこの整骨院でもやっているので黙認されているというのが現状です。
患者さんにとっては「安い方がいい」に決まってますからね。

世間一般的には「整形も整骨院もマッサージしてくれるところ」というイメージがありますが
本来はどちらも
怪我を治療するところであって、マッサージをするところではありません。
ですが、時代の流れには逆らえませんから「
サービス」としてマッサージをしているのです。

サービスでやっている事なので、長い時間はかけられません。
なんたって
マッサージ代は1円も入って来ないのですから。

「あそこはマッサージ10分しかやってくれない!」
そりゃそうです。
タダなんだから。


整形では理学療法士・作業療法士(どちらもリハビリをする職業)と柔道整復師、整骨院では柔道整復師が主に働いています。
(はり・きゅう・マッサージ師がいる整形・整骨院も当然あります)
理学療法士・作業療法士・柔道整復師の職種はリハビリや怪我を治療するのが仕事であってマッサージは仕事ではありません。

「でも理学療法士がマッサージしてくれるよ」なんて言う人もいます。
それは「マッサージをやらされている」というのが正しい表現なのです。
それぞれの学校ではマッサージなんて習いませんから。


整骨院については、「怪我以外の人には保険を使っちゃダメ」と強く言われるようになってきているので「
マッサージは自費です」と言うところも多くなってきました。
このような傾向は今後も増えてくるでしょう。

ちなみにマッサージという言葉は「按摩マッサージ指圧の国家資格を持つ人」以外の人が使うと違法になります。
ですから「整体」や「リラクゼーション」などの言葉を使うのです。
※「リンパマッサージ」「足裏マッサージ」なども本来は違法ですが、黙認されているのが現状です。

整形・整骨院の違いは以上のような感じです。



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